制作:DualCore.
スタッフ
原作・シナリオ・音楽 AUG
作画・漫画・デザイン ののまろ
AbstractGame とは?
~あらすじ~
2020年から始まった大規模国内テロにより国政麻痺。空自のネットワークを通じて国政を回復させるも、隣国への攻撃は止まらず2021年、露国との対立を皮切りに戦争が勃発。(原因は自立型分散航空支援システムNOEINそのものであり、佐藤照星の意思。
各国はNOEINが本国の軍事、国政に直接関わる主要施設であるという告発の元、破砕のために北方から上陸を始め、南下を続ける。
数ヶ月で日本は圧倒され、TUBAME2.26の存在、NOEIN、各主要ハブの場所が各国に知られたため、ますます戦況は悪化。現在の北海道、東日本はほぼ占拠される。
これらを知った防衛関係者はNOEIN、TUBAMEだけの性能では軍事統括まで賄えないと判断し、全く新しいアーキテクチャのハイブリッドスーパーコンピューター「LIZABEL」を開発する。
これにより関東北部から南部に至るまでの領空侵犯はLIZABEL統括の無人機によって抑制され、主な戦闘は夜戦、歩兵が主となる。LIZABELの演算能力は凄まじく、敵国を欺くような戦術を提案し、成功率は76.6%という絶大な信頼を誇った。
リディアはAREA所属後、NOEINの復旧に務めておりNOEINに記憶を移す6回目の実験でLIZABELにも記憶を提供する。この時、LIZABELは5分間の完全沈黙状態から復旧。「空白の300秒」と呼ばれる謎の現象を起こす。この時のほぼすべての処理がTSUBAME2.26にまわされたため、NOEINの復旧率は42%まで落ちるものの翌日には元の値まで回復。LIZABELは通常運転のまま、リソースの27.2%をリディアの解析に使っていることが翌々日確認された。(LIZABELへの記憶置換は一度目で成功)
飛鳥の戦死後、リディアは父親の反対を振りきって実戦投入を希望する。実戦投入後、彼女は圧倒的な支持を受けたが、良く思わない者も少なからず居た。
彼女は生まれながらのNOEINの教育者であり、また人類初の記憶同期を義務付けられていた。初の実験成功後の情緒不安定により、NOEIN、LIZABEL両システムにも少なからず影響を与えていた。